神父の性虐待(日本)

 「盾」とは相手の攻撃から身を守るための防具です。教会は誰を守るために「盾」を使っているのかという問いの一つです。

1ページ 「もしもしピチピチですか」
2ページ 長崎大司教区司祭が2.5億円流用
3ページ 長崎大司教区神父達のパワハラ
4ページ 長崎大司教区司祭の性暴力と高見三明大司教の発言
5ページ 神父の性虐待(日本)
6ページ 元信徒の女性1977年神父からの性虐待を訴える – 宮城
7ページ カトリック神父による性虐待を許さない会発足
8ページ 梅村横浜司教が聖堂建て替えで信徒に破門発言
9ページ 神言会の神父から繰り返し性暴力

目次
  1. SNAP Sendai
  2. カトリック神父による性虐待を許さない会
  3. 子どもと女性の権利擁護のためのデスク
    宗教法人カトリック中央協議会
  4. カトリック聖職者の性的虐待、バチカンの対応鈍く
  5. サレジオ 「児童養護施設で繰り返し…」カトリック神父の性的虐待を日本人被害者が初告発
  6. サレジオ カトリック神父が少年に性的虐待 東京サレジオ学園で2人の元園児が被害を訴えていた 広野真嗣
  7. サレジオ 祭服姿で少年に性行為 「神父の性的虐待問題」日本のカトリック教会が実態調査へ 広野真嗣
  8. 38年ぶりにローマ教皇が来日……歓迎に躍起の日本カトリック教会は「小児性的虐待」問題を忘れていないか? 広野真嗣
  9. カトリック聖職者からの性虐待訴え16件 在職者も 日本司教協議会
  10. 2019年「聖職者による未成年者への性虐待の対応に関するアンケート」調査報告と課題
  11. 聖職者の性虐待、1950年代から16件「氷山の一角」
  12. 仙台教区 「命絶つ人減らす」 仙台の看護師 聖職者による性的虐待被害者を支援
  13. 長崎 神父の性虐待を「許さない会」 PTSD初公表の女性も
  14. 長崎 神父の性暴力、公の場で女性語る「教会は加害者を守る」
  15. 長崎 専門家指摘「尊敬、愛着が開示妨げる」 宗教絡んだ性被害、認知されにくい実情
  16. 仙台教区 (ひと)鈴木ハルミさん 聖職者による虐待被害者ネットワーク日本支部リーダー
  17. 長崎教区 カトリック聖職者の性暴力 「性被害、第三者調査を」 信徒ら抗議活動 浦上天主堂前 /長崎
  18. 仙台教区 「教会で性的虐待」司祭を提訴 仙台の女性、40年前に被害―地裁
  19. 聖職者による性的虐待を実名告発【報道特集】
  20. 札幌教区 帰国した神父が不同意性交で告発されたことを公表
  21. 札幌教区 パリ外国宣教会の司祭から受けた性暴力を実名で告発

SNAP Sendai

ホーム | SNAP Sendai

SNAP Sendai はSNAP(Survivors Net Work of those Abused by Priests)聖職者による性虐待サバイバーのネットワーク(インターナショナルSNAP:本部はアメリカのワシントン)の傘下に2016年8月に日本で初めてのSNAPが誕生しました。
SNAP Sendaiは、国際SNAPの傘下にあります。

https://gtoaa6830.wixsite.com/snapjapan

あなたは一人ではありません
恥意識や罪悪感は私たちのものではありません。
SNAP は、聖職者による性虐待サバイバーとサポーターがひとつに集まるところです。
現在は日本国内のSNAPはSNAP Sendaiのみです。
SNAP Sendaiは国際SNAPの傘下に誕生した日本の非営利の任意団体です。

https://gtoaa6830.wixsite.com/snapjapan

カトリック神父による性虐待を許さない会

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全国に点在するカトリック神父による性虐待の被害者の会を設立しました。一人で抱え込まず、当事者同士でピアサポートできる会を目指しています。また、海外の団体とも連携し、世界的な被害者ネットワークに参加したいと考えています。

https://www.kokuchpro.com/group/Catholic/

子どもと女性の権利擁護のためのデスク
宗教法人カトリック中央協議会

見つかりません | 子どもと女性の権利擁護のためのデスク

教会の中で、司祭・修道者がその立場を利用して弱い立場におかれている子ども、女性の人権を侵害する性虐待、性暴力はあってはならないことです。
社会の中で「救いのしるし」となり、弱い立場におかれている人々を守るという本来の教会の姿に立ち返り、いかなる暴力(被害者・加害者)も生まない教会、誰もが安心・安全な教会であるよう、その実現のためにともに努力していきたいと思います。

http://catholic-cwd.jp/diocese/


カトリック聖職者の性的虐待、バチカンの対応鈍く

2002.04.26 朝日新聞

 米ボストンでカトリックの元神父が1月、10歳の少年への性的虐待で禁固刑判決を受けた。この元神父が過去約30年間にわたり、130人以上の少年に性的虐待を加えてきた疑いが浮上。早くから疑惑に気づきながら、元神父を配置換えするだけで、疑惑解明と防止を怠ってきたカトリック教会に対する批判が高まった。

2002年4月26日 朝日新聞

サレジオ 「児童養護施設で繰り返し…」カトリック神父の性的虐待を日本人被害者が初告発

2019.02.08 文春オンライン
https://bunshun.jp/articles/amp/10682

 広野氏が解説する。

「竹中さんは、カトリック神父からペドフィリア被害を受けたことを実名で告白した初めての日本人です。おそらく水面下にはもっと多くの被害者がいます。2004年に日本のカトリック中央協議会が実施したセクハラに関する匿名のアンケートによれば、『身体的接触の強要』を訴えた人が17名もいた。しかしその後、調査は一度も行われず、日本人の性的被害の全容は明らかになっていません」

https://bunshun.jp/articles/amp/10682?page=2

サレジオ カトリック神父が少年に性的虐待 東京サレジオ学園で2人の元園児が被害を訴えていた 広野真嗣

2019.02.19 文春オンライン
https://bunshun.jp/articles/amp/10781

 ただ、これまで明らかでなかった事実も回答によって明らかになった。「竹中氏以外の子供」への虐待についてのくだりである。

〈2000年前後に、2名の卒園生(いずれもその時点で30年以上前の卒園生でした)から身体的虐待、性的虐待の申し出がございました〉

〈お2人ともに真摯に対応、調査しましたが、性的虐待につきましては、竹中氏に対する件と同様、事実を確認することはできませんでした。他方、身体的虐待については、当事者が認める形で事実が確認できました〉

 東京サレジオ学園側は、加害者が誰であるかについては明らかにしていない。その加害当事者が「暴力をふるった」ことは認めたが、「性的虐待をしたこと」は、やはり「確認できなかった」とのみ回答している。

https://bunshun.jp/articles/amp/10781?page=3

サレジオ 祭服姿で少年に性行為 「神父の性的虐待問題」日本のカトリック教会が実態調査へ 広野真嗣

2019.04.15 文春オンライン
https://bunshun.jp/articles/amp/11486

 転機となったのは、45歳の頃だ。気持ちの整理のために匿名で書きつけていたブログを読んだ東京サレジオ学園の関係者から、「今も添い寝と称して自室に連れ込む職員がいる」という声を耳にした。過去と対峙する気構えで自らの体験を手紙に書き送ったが、教会――学園、修道会(サレジオ会)、中央協議会はいずれも、本格的な調査に乗り出すことはなかった。

https://bunshun.jp/articles/amp/11486?page=2

38年ぶりにローマ教皇が来日……歓迎に躍起の日本カトリック教会は「小児性的虐待」問題を忘れていないか? 広野真嗣

2019.10.27 文春オンライン
https://bunshun.jp/articles/amp/14996

 親が離婚し母が入院していた竹中氏は、中学卒業までの9年間をこの施設で過ごした。取材に対し竹中氏は、在園中のある時期、元園長のドイツ人神父から神父の部屋に呼び出されてはその性器をつかまされるなどの虐待を受けていたこと、大人になって記憶を取り戻し苦しんだこと、そして「ほかにも被害者がいるはず」と客観的な調査を求めたのに、加害神父の死亡を理由に所属する修道会もカトリック中央協議会も、本格的に調査に乗り出しはしなかったことを明らかにした。 

https://bunshun.jp/articles/amp/14996?page=2

カトリック聖職者からの性虐待訴え16件 在職者も 日本司教協議会

2020.04.03 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20200403/k00/00m/040/204000c

 日本カトリック司教協議会(会長・高見三明=みつあき=長崎大司教)は、未成年の頃に聖職者から性虐待を受けたとの訴えが16件あったとの調査報告をまとめた。報告では、過去に被害対応をうやむやにした「消極的な事例が少なくなかった」としている。今後、訴えのあった地区などに第三者による検証委員会を作り、対応が適切だったか半年以内に報告させる。

https://mainichi.jp/articles/20200403/k00/00m/040/204000c

聖職者の性虐待、被害訴えは16件 日本カトリック調査
https://mainichi.jp/articles/20200404/ddm/012/040/062000c

2019年「聖職者による未成年者への性虐待の対応に関するアンケート」調査報告と課題

2020.04.07 日本カトリック司教協議会
https://www.cbcj.catholic.jp/2020/04/07/20513/

 2002年に米国ボストン教区で明るみに出た聖職者による性虐待事件をきっかけに、日本カトリック司教団は「子どもへの性的虐待に関する司教メッセージ」1)を発表し、日本における聖職者による性虐待問題に対応するべく、「司教のためのガイドライン」2)を作成するためのプロジェクトチームならびに子どもと女性の権利擁護のためのデスク(以降、デスクと記す)を立ち上げた。デスクの大きな役割は、ガイドラインに基づいた仕組みづくりと啓発活動である。

https://www.cbcj.catholic.jp/2020/04/07/20513/

聖職者の性虐待、1950年代から16件「氷山の一角」

2020.04.14 朝日新聞
https://digital.asahi.com/articles/ASN4G5G68N4FUTIL022.html

 日本カトリック司教協議会は、聖職者による未成年者への性虐待について、1950年代から2010年代までに計16件の被害の訴えがあったとする調査報告書をホームページで公表した。聖職者側が加害を認めたのは4件。否認したケースで第三者委員会による調査があったのは1件だけだった。処分中にもかかわらず、条件を守らずに活動している聖職者もいたという。

 調査は、世界の教会で性虐待が明らかになっていることに危機感を強めたフランシスコ教皇の意向を受けて、司教協議会が昨年5月から実施した。

https://digital.asahi.com/articles/ASN4G5G68N4FUTIL022.html

有料会員記事
聖職者の性虐待、訴え16件 司教協議会「氷山の一角」 1950~2010年代
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14443303.html

仙台教区 「命絶つ人減らす」 仙台の看護師 聖職者による性的虐待被害者を支援

2020.05.25 河北新報
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202005/20200526_13026.html

 宮城県内の教会に通っていた1977年に虐待を受けた。当時の夫の暴力を相談した男性司祭に抱きつかれ、教会の一室で乱暴されたという。
 以後は「教会を汚してしまった」と罪悪感にさいなまれた。別の聖職者数人に相談したが、相手にされなかった。
 「記憶が鮮明なうちは一日中、どんなときでも死にたかった」。酒やギャンブルに依存し、仕事に就いても続かなかった。精神障害を発症し、申告後はフラッシュバックに苦しんだ。
 申告を受け、県内の教会を管轄するカトリック仙台司教区に第三者調査委員会が設置され、16年10月に報告書をまとめた。
 報告書は申告行為が「存在した可能性が高い」としながらも、鈴木さんが承諾していたと司祭が誤信した可能性を「否定できない」と結論付けた。同教区によると、司祭も事実を否定したという。

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202005/20200526_13026.html

長崎 神父の性虐待を「許さない会」 PTSD初公表の女性も

2020.06.21 朝日新聞 有料会員記事
https://digital.asahi.com/articles/ASN6P5V31N6PUTIL00C.html

 発足を呼びかけた東京都在住の竹中勝美さん(63)は、児童養護施設で暮らしていた時に神父から性暴力を受けた。
「被害を訴えられない人がたくさんいる。この問題は、厳しくつらい。でも、だれかが声を出さなければ変わらない。いまの子どもたちにこんな苦しい思いをさせたくない」と涙ながらに語った。19年前からカトリック中央協議会に手紙を送るなどして被害を訴えてきたが、形だけの謝罪で、いまだに十分な対応がないという。

https://digital.asahi.com/articles/ASN6P5V31N6PUTIL00C.html

有料会員記事
「カトリック神父から性虐待」訴え 被害者の会発足
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14520987.html

長崎 神父の性暴力、公の場で女性語る「教会は加害者を守る」

2020.06.22 朝日新聞 有料会員記事
https://digital.asahi.com/articles/ASN6Q3416N6PTOLB001.html

 女性は、警察に被害届を出す際に大司教区の神父から「被害者が1人なら被害届を取り下げてもいいのではないか」と言われたり、親身になってくれた相談窓口の職員が大司教区内で非難されたりしていると訴えた。女性は「教会は加害神父を守っている。被害者の気持ちになってほしい」と話した。

https://digital.asahi.com/articles/ASN6Q3416N6PTOLB001.html

長崎 専門家指摘「尊敬、愛着が開示妨げる」 宗教絡んだ性被害、認知されにくい実情

2020.06.22 長崎新聞
https://this.kiji.is/647623138914845793

 性暴力の被害者は「私が悪い」という自責が生じやすく、宗教が絡むとその傾向が強まると指摘。加害者が聖職者の場合、被害を口にすること自体が教会や神への冒瀆(ぼうとく)であると感じられ、再被害が続くことがあると述べた。被害により神に裏切られたと感じると、被害者の最後のよりどころを奪う行為にもなると訴えた。

https://this.kiji.is/647623138914845793

仙台教区 (ひと)鈴木ハルミさん 聖職者による虐待被害者ネットワーク日本支部リーダー

2020.06.30 朝日新聞 有料会員記事
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14531072.html

 自身の被害は24歳のとき。2男をもうけた後に夫の暴力が激しくなり、2度中絶。堕胎した罪の意識に苦しんだ。当時通っていた宮城県内の教会で神父に相談したとき、性交を強いられたという。

 「教会を汚した」。罪悪感にさいなまれ、酒やギャンブル、買い物の依存症になり精神疾患も発症。4度離婚、2度自己破産した。

 「よく生き延びたと思う」。今もカウンセリングを受ける。教会側第三者委員会は、合意があったと神父が誤信した可能性があるとするが、追及を続けるつもりだ。

https://digital.asahi.com/articles/DA3S14531072.html

長崎教区 カトリック聖職者の性暴力 「性被害、第三者調査を」 信徒ら抗議活動 浦上天主堂前 /長崎

2020.08.19 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20200819/ddl/k42/040/370000c

 カトリック教会の聖職者による性被害を訴える国内の信徒らが16日、日本カトリック司教協議会会長で長崎大司教区の高見三明大司教ら教会側に対し、第三者による実態調査や再発防止を求める抗議活動を長崎市の浦上天主堂前で行った。「教会の内部調査では真実が明らかにならない」としている。

https://mainichi.jp/articles/20200819/ddl/k42/040/370000c

仙台教区 「教会で性的虐待」司祭を提訴 仙台の女性、40年前に被害―地裁

2020.09.24 時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020092401242

 2016年にカトリック中央協議会に被害を申告した際、仙台司教区の司教(当時)から「あなたは合意の上でやった」などと言われ、二次被害を受けたとも主張している。
 鈴木さんは提訴後に記者会見し、「自分が教会を汚した」と考え、トラウマに苦しんできたと説明。「声を上げられずに苦しんでいる被害者はたくさんいると思う。そうした被害者にメッセージを届けたいという意味で提訴に至った」と話した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020092401242

聖職者による性的虐待を実名告発【報道特集】

2020.10.03 TBS NEWS
https://www.youtube.com/watch?v=rzp9hxUEzxM

札幌教区 帰国した神父が不同意性交で告発されたことを公表

2024.03.20 カトリック札幌教区 帰国した神父が不同意性交で告発されたことを公表 2024年3月20日 – キリスト新聞社ホームページ
https://www.kirishin.com/2024/03/20/65654/

 カトリック札幌教区(勝谷太治教区長)は3月19日、「リッタースハウス・フィリップ神父に係る報告」と題する告示を公式サイト上で発表した。

https://www.kirishin.com/2024/03/20/65654/

札幌教区 パリ外国宣教会の司祭から受けた性暴力を実名で告発

2024.08.01 〝「捕食者」と気づくのに時間を要した〟 パリ外国宣教会の司祭から受けた性暴力を実名で告発 2024年8月1日 – キリスト新聞社ホームページ
https://www.kirishin.com/2024/08/01/67706/

 カトリック札幌教区(勝谷太治教区長)が、「リッタースハウス・フィリップ神父に係る報告」と題する告示を公表して2カ月。2022年7月、パリ外国宣教会(以下、宣教会)の同神父から同意のない性交を強要されたという被害を訴えたフランス人男性の要望を受け、母国に情報公開を求めてきた同教区は5月30日、宣教会からの報告(4月8日付)を邦訳して公開した。

https://www.kirishin.com/2024/08/01/67706/

1ページ 「もしもしピチピチですか」
2ページ 長崎大司教区司祭が2.5億円流用
3ページ 長崎大司教区神父達のパワハラ
4ページ 長崎大司教区司祭の性暴力と高見三明大司教の発言
5ページ 神父の性虐待(日本)
6ページ 元信徒の女性1977年神父からの性虐待を訴える – 宮城
7ページ カトリック神父による性虐待を許さない会発足
8ページ 梅村横浜司教が聖堂建て替えで信徒に破門発言
9ページ 神言会の神父から繰り返し性暴力

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